えほんやくTIPS:共通言語化する「ストーリーの描き方」

ふるいにかける「話の聴き方」では、「知りたいこと」を意識することで、メモにとるべき情報をスムーズに取捨選択していると書きました。

今回はそれらの情報を元にした、ストーリーの描き方について書きたいと思います。


話に登場する要素の抽象化

2012年5月28日にKDDI Laboで行われたセミナー「ユーザーを魅了するUI/UXとは?」にて、中村勇吾さんが語る「INFOBARのデザイン」をえほんやくしました。

ストーリーを構成する際、自分なりの表現として、UIを四角い箱に置換え・抽象化しました。

また、ものごとを一面的に捉えるのではなく、より多面的に捉えることを心がけています。

↓例

まとめると…

話に登場する要素を忠実に絵を描くのではなく、抽象化して描くことで、

既成概念に捉われない・汎用性の高い「自分の引き出し=記憶」になります。


自分なりの脚色・演出

抽象化の応用編として、自分なりの脚色・演出というものがあります。

以下の記事をえほんやくしました。

実際に記事には書いていませんでしたが、LTEのメリット(いつでもどこでも安定)を伝えるという観点では、その様な表現がより伝わると思ったのです。(実際に該当記事のUSTREAMは都内の公園で行われたようです)


「えほんやく」には欠かせない「共通言語化」

自分なりの脚色・演出を交え、話の要素を抽象化することは、「共通言語化」することだと考えています。

セミナー等で、複雑なサービス・モノ・コトを、難しい言葉で記録するよりも、自分が思い出しやすい・分かりやすい表現で記憶する方が良いと考えます。

「いつメモを取るの?」への回答


ふるいにかけた情報を共通言語化し、ストーリーが構想出来た時に初めてメモを描いています。

ではまた次回!

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えほんやく

”えほんやく” は、松本花澄が参加したイベントのスケッチノートやグラフィックレコーディング、ファシリテーショングラフィックを公開しているブログです。