一般社団法人コード・フォー・ジャパン主催「立ちすくむ国家WS」にグラフィックファシリテーターとして参加してきました。
WS前後の1週間、本業の方やらGCBの方やらでバタバタしてしまい、ちゃんと振り返りができていなかった…。気を取り直して振り返っていきたいなと思います。
立ちすくむ国家WSってなんぞや?という方は下記をどうぞ。
ワークショップは当初80名の定員枠に対し、350名もの応募が来たそうです。増員、選考を行い最終的にはスタッフを加えて140名規模に…。とにかく会場の熱量が終始すごくて、常に酸欠状態だったように思います。
100万ダウンロードを超えたPDFが生まれた発端は、同じ保育園のパパ友からの一言だったとか。身近な人がもたらす危機感が大きな行動に繋がったんですね。この辺りは私もすごく共感できる部分がありました。
ワークショップは「人生100年」「子どもへの投資」「公を担う人材」の3つのテーマに分かれ、更にそこから各自のアクションプランに基づいてサブテーマを設定し、グループわけを行いました。
私は「子どもへの投資」の「母親のケア」チームに入らせていただきました。
このチームに入ったのは本当にたまたまで。たまたまだったのだけど、3歳の子を持つ私には直球ど真ん中なテーマでした。
私のチームは比較的少人数(6名)だったので、議論と共感を繰り返しながら対話を進めていけたように感じました。そして皆さん優秀な方々ばかりだったので、私がファシリテーションなぞせずともどんどん対話が盛り上がる…。私は記録に徹しながら、少しだけタイムキーパーさせてもらうくらいでした。
立場が異なる人同士の対話なのに、ひとつひとつが私の心にもとても響いて、つむがれる言葉の裏にある想いがひしひしと感じられて。ひとりひとりのお話や想いを大切に記録させてもらいました。
自分で記録していながら、自分の絵にすごく背中を押されているような、そんな不思議な感覚を味わいました。
良かったこと、反省点など。
・人数が比較的少なかったので、丁寧に対話できた。
・どんどん可視化していくことで、安心して話してもらえる場作りができた。
・現在の社会システムの問題点に共感しあうことに注力しすぎた感じはする。アクションプランを深めるための対話の時間ももう少しとりたかった。
・少人数とはいえ、話す人/話さない人のばらつきは出てしまった。最初にルール確認の時間を設ける、ルールを紙に書いてテーブルにおいておくなどして、念頭に置いた上で議論すればよかった。
・聴き間違いがいくつか発生してしまった。グラフィックが一人歩きする可能性があるため、最後に聞き間違い等も含めて全体確認の時間をとればよかった。
次回は7/12。私は参加できないかも、という状態ですが、申し込み開始しています!
ご興味ある方はぜひどうぞ。
以下レポート等。
えほんやく
”えほんやく” は、松本花澄が参加したイベントのスケッチノートやグラフィックレコーディング、ファシリテーショングラフィックを公開しているブログです。
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